睡眠不足で太る理由
【睡眠不足で太りやすくなるって本当?】
本当です。
食欲はさまざまな要素でコントロールされますが、睡眠時に分泌されるホルモンからも影響を受けます。
今回は睡眠とホルモンの関係性を中心に解説していきます!
1.食欲増進ホルモン(グレリン)が分泌されるため
睡眠の長さと、食欲コントロールするホルモン分泌量には相関があります。
睡眠時間が短くなると、おのずと起きている時間も長くなります。
すると体はグレリン分泌を増やすことで私たちに食べ物を食べるよう促し、長くなった活動時間に必要なエネルギーを確保しようとするのです。
2.食欲を抑えるホルモン(レプチン)が出にくくなるため
1と同じ理由で、睡眠不足の際は活動するためのエネルギー確保のため、レプチンの分泌は抑えるよう調整されます。
人により適切な睡眠時間はまちまちですが、7〜8時間の睡眠時間は確保できると良いようです。
これより多すぎても少なすぎても太りやすいリスクが高まるようです。
3.活動量や代謝が落ち消費エネルギーが減るため
睡眠時間が確保できていないと、成長ホルモンが十分に分泌されません。
細胞の代謝に関わる働きがある成長ホルモンが少なければ、その分基礎代謝も落ちてしまいます。
また、寝不足により日中からだがだるい状態であれば動きもゆっくりになり、結果として消費エネルギーが落ちてしまいます。